自分の眼細胞を移植

Turnbullさんを救ったのはNorth East England Stem Cell Instituteの医師たち、そして彼自身の左目でした。医師は健康な彼の左目から幹細胞を抽出、成長させたのちに右目へ移植することで、彼の視力を復活させることに成功しました。North East England Stem Cell Instituteはこれまで8人の視覚障害者の治療に成功しており、Turnbullさんはそのひとり。十分な臨床試験が行われたとはまだ言えないかもしれませんが、彼のように角膜の異常で視覚障害となる人は毎年800万人と見積られていますので、今後の一般化が期待されます。

ん、どっかで聞いたことあるような・・・?過去ログを漁ってみたら半年ほど前に類似記事を取り上げてました。ただし病院名が違うので、別の研究グループか共同研究先でしょう。もし違うとしたら、半年前の「健常な方の眼の幹細胞培養液をコンタクトレンズに浸す」って方法とは異なる治療法の可能性が高いですから、是非とも詳細を読んでみたいものです。