瞬時に折りたためる自転車

 左手ハンドルにある専用レバーを握ると、フレーム中央にあるヒンジ(ちょうつがい)のロック装置が解除される。レバーを握ったままサドルを右外側へ押し出すと、後輪側が前方に進んでいき、前輪と後輪が横に並んだ状態になる。慣れると1〜2秒で折り畳むことができ、そのまま手押し車のように移動できる。最も薄く畳めば左右の幅が33〜48センチになり、狭い場所にも保管できる。

 浅輪さんは10年前に定年を迎えるまで、大手建設会社に勤務。1級建築士で建物の設計が専門だが、「もともと発明が好きで、自転車の開発につながった」と振り返る。(中略)
 予定価格は変速機とライト用の内蔵発電機付きが4万8800円、変速機付きは4万2800円。当面、インターネットのウェブサイトで販売していく。

これはいい。数秒で折りたためて50cmくらいの大きさになる自転車で、しかも24インチ車輪らしい。これなら最悪でも自室の玄関に置けるし。重さが書いてないのが気になるけれど、手押し車のように押して移動できるんならカバーさえ持ってれば輪行もOK。何より国産自転車が4万円台で買えるのが素晴らしい。発売したら速攻で買うかも。