トヨタのとばっちり?


ニューヨーク州の警察当局は22日、同州ハリソンで今月9日に起きたトヨタ自動車ハイブリッド車プリウス」の衝突事故について、原因は意図せぬ急加速ではなく、ドライバーの運転操作ミスだったようだとの見解を示した。

 ハリソン警察のアンソニー・マラチーニ署長代理は会見で「衝突の瞬間までアクセルが完全に踏み込まれており、ブレーキをかけた形跡はなかった」と指摘。「(運転ミスが)原因とみられる」と述べた。

 米道路交通安全局(NHTSA)も先週、同様の暫定調査結果を明らかにしている。

2010年の年頭から大騒ぎだったトヨタハイブリッド車の急加速・ブレーキ不具合騒動。ここにきて、車体の不具合よりも運転手の操作ミスの可能性の方が高くなってきました。上記はNYの調査結果ですが、カルフォルニアの別件でも「お尻を運転席から浮かせながら体重をかけてブレーキを踏む姿」が目撃された運転手が、「お尻を運転席から浮かせながら体重をかけてブレーキを踏む姿」が目撃された運転手が破産申告済みでプリウスのリース料も支払えない状況だったことが報道されています。米下院公聴会レクサスが時速160キロに達し「死を覚悟して携帯電話で夫の声を聞こうとした*1」と涙ながらに証言した人は、実はその後は無問題で同じ車を乗り回していることが後日報道されました。
トヨタが自社で調査しても急加速現象は再現できなかったとか、そもそも二重制御装置がついてるのに急加速するのかとか、色んな方面から追加情報が集まってきています。どうやらトヨタハイブリッド車自体に致命的な欠陥が見つかることはなさそうです。ブランドイメージが悪くなって株価が下落し、その上で問題ありと糾弾された現象は再現できないから修理もできない・・・ほんと、とばっちりだよな。

*1:そもそも時速160キロ走行時でパニック時に携帯操作なんてできんのか?!というツッコミ多数あり