不惑の安全太郎(40)


道路工事現場でおなじみの人型ロボット「安全太郎」が今年、誕生40年を迎えた。高速道路で働く作業員を守るために開発され、今も名古屋市で生産が続くロングセラーだ。40年間、ほぼ同じスタイルを貫き、「不惑」の言葉がよく似合う「男」は現場の厚い信頼を受け、手を振り続けている。 (中略)

中日本高速に残る資料によると、当初は百貨店のマネキンを利用したが、格好が良すぎて現場の雰囲気に合わず、現在のややずんぐりした体形になったという。名前は当時の流行語「アッと驚く為五郎(ためごろう)」にちなんで「安全為五郎」と呼ばれていたが、記者発表が決まって急きょ「安全太郎」に改名されたという。

 同社には時折、「駐車場に置きたい」「子どもが欲しがっている」という一般のファンからの問い合わせも来るという。

アイツに名前があったとは知りませんでしたが、自分より長生きだったことにも驚きました。今年で誕生40年目の安全太郎は、身長185cmにして低価78万円。記事によると、今でも注文が来ない年はなく、修理依頼がも年間30台という年もあるそうです。そりゃロングセラーにして愛用され続けてますね。「格好良すぎて」なんて書かれてますが、40年間も中部日本の道路工事現場を見守り続けてる安全太郎は、体形に関係なく格好いいと思います。
でも自宅に78万円のヤツは高すぎだから、一般ファン向け廉価版も出せばいいじんじゃないでしょうか?小型にしてオフィス机を見守る安全太郎(小)とか、ヒットしそう。