はやぶさと忘れっぽいオレ

昨日からニュース、はてブ、Twitterが俄かに「はやぶさ」一色になりました。何年ぶりに探査衛星が地球に戻ってくるということ以外は全く分からず、周りが熱狂度合いを深めていくのが不気味にすら感じてしまいました。大気圏突入というキーワードに萌えるのはわかるんだけど･･･
カプセルが回収されたという続報を聞き、ウィキの「はやぶさ (探査機)」ページで情報収集。地球軌道を離れ、自力で小惑星の地表サンプルを収集し、地球に戻ってきたらしい。ふむふむ、そりゃ確かにすごいですな、と思って読み進めてたら、下の文章にぶつかりました。

はやぶさは、「星の王子さまに会いに行きませんか」キャンペーンを実施し、国内外から88万人の署名入りターゲットマーカーを積んでいたことで、投下成功のニュースには多くの励ましのメールがJAXAに届けられた。

「星の王子さまに会いに行きませんか」キャンペーンなら知ってる。っつーかオレもメール送った*1から。確かあの時は「探査衛星にあなたの名前を刻んだプレートを搭載」とか書いてあったような？７年も前のことだからボンヤリとしか覚えてないです。どうもキャンペーン参加者の署名入りボールはイトカワに発射され着地したようです。ってことは、オレの名前が小惑星に残ってるのか？いやー全然気にかけてなかったからフォローしてなかったけど、あのキャンペーンが「はやぶさ」関連だったとは。少しだけ身近に感じられました。
【追記】
カプセルの着地点が先住民の聖地だったというニュースにはてブで「最後までドラマチック」だの「神様同士ご挨拶？」というコメントを読んで薄ら寒くなった。例えばだけれど、伊勢神宮の内宮や皇居の森に外国の衛星からの発射物が着陸したら？しかも、その中に何が入ってるか分からないとかいう不審物だったら、間違いなく大問題扱いでギャーギャー騒ぐんだろうに。想像力が足りないというか、オーストラリア先住民の心が広いというか。

*1:当時つきあってた子に聞いてメールした程度