中継がないと困るもの


 NHKが中継中止を決めた大相撲名古屋場所4日目の14日、ビデオ判定の出来ない状況の中、序二段の取組に控え力士が物言いをつけ、審判5人が協議した結果、行司軍配差し違えで勝負が覆る珍事があった。


 この一番は、西43枚目の玉希真(たまきしん)(片男波部屋)と東43枚目の八剱(やつるぎ)(二所ノ関部屋)戦。軍配は土俵際で玉希真をうっちゃった八剱に上がり、審判団はだれも手を挙げなかったが、東の控えにいた東40枚目の受磐(じゅばん)(朝日山部屋)が物言いをつけた。立田川審判長(元幕内湊富士)は「手を挙げようと思っていたのに、びっくり」と先を越されて苦笑い。受磐は、「みんなが必死。後味が悪くないようにと思って手を挙げた」と話した。

物言いは、審判係以外に、控えの力士でもつけられるということは知ってました。しかし、この記事の書き出しを見る限りでは、NHKの中継がないからビデオ判定ができないかのように読み取れます。中継はなくても「幕内の全取組」はあるわけだし、十両以上ではビデオを回してますよね?この取組でビデオ判定ができなかったのは、序二段だったからですよね??