何十年前のシステムなんだ


独立行政法人日本学生支援機構」が扱う奨学金の返還滞納者が増えている問題で、文部科学省は2日、有識者がまとめた報告書を公表した。(中略)

 債権回収に詳しい弁護士や銀行担当者ら6人による有識者が業務を検証したところ、育英会時代からの滞納者の捕捉が難しいのに加え、業務に使うシステムが古いことも回収が進まない理由に挙がった。たとえば、返還期限の猶予願の処理だけで平均56日かかっており、職員へのアンケートでも「月に何日もシステムが停止する」「統計処理に限界があり、手作業での集計が多くなる」との声が寄せられた。 

日本学生支援機構の業務システムが、月に何日も止まる?「何回も」じゃなくて「何日も」なのか?点じゃなくて期間なのか?!<しつこい。道理で住所と引き落とし口座変更で「2ヶ月かかる」って言われるはずだorz
それにしても、何千億円という金額を扱う業務システムとは思えません。銀行系なら10分止まるだけで大問題なのに・・・どうして公官庁は、こんなにもシステム系が弱いんでしょうか。岡崎市立中央図書館の事件といい、システムベンダにいいカモにされているとしか思えません。育英会から日本学生支援機構に移行したのが2004年とのことですから6年の猶予があったわけです。いや逆に、6年前のシステムなんて、よっぽどキチンと設計されてて、かつ適切にメンテされてないと、使えたもんじゃないです。