ホッとした


 民主党代表選は14日午後、都内のホテルでの国会議員による投開票などの結果、菅直人首相(党代表)が小沢一郎前幹事長を破り、再選を決めた。(中略)

民主党代表選の獲得ポイント 菅首相 小沢氏
国会議員 412 400
党員・サポーター 249 51
地方議員 60 40
合計 721 491

 菅氏は世論調査などでの高い支持を背景に党員・サポーターや地方議員などで票を順調に獲得。最後まで競り合った国会議員票でも小沢氏を上回った。小沢氏は衆院選マニフェスト政権公約)の実行などを訴えたが、「政治とカネ」の逆風などもあって及ばなかった。

この夏ずーっとヤキモキさせられた民主党党首戦が終わりました。まずは『安倍・福田・麻生・鳩山』の短命首相ラインに菅さんが加わらずに済んだことにホッとしています。もうこれ以上首相がクルクル変わるのに国民はウンザリしてましたから。
というか、今回の党首選の焦点は「首相が変わるか、続投か」だけだったようにも感じます。マスコミがわざと小沢さんの政策を取り上げなかったんでしょうか・・・? 取り合えず、6月初旬に就任した菅首相は(まだ)致命的な失策はしてないですから、首を挿げ替えるのは早すぎだと感じています。
小沢さんは選挙の名人なのに、今回の党首選で自分が勝てるという算段を、どう勘定したんでしょうか。上の表にある総数 1,212ポイントの過半数を獲得できるという計算は・・・ まず1人2ポイント割り振られている国会議員の大多数をゲットすることが絶対条件だったのに、蓋を開けたら半数未満しか確保できてません。地方議員も同様。何より、党員・サポーターの1/6しか票を入れてないです。こんな状態で党首になったら民主党が瓦解しかねないですよね。小沢さん、対国会議員工作に溺れすぎたのでしょうか。ここまで自分が疎んじられてるって自覚がなかったのでしょうか。どちらにせよ、哀れです。