相撲協会の広報担当が決定


 広岡氏は元スポーツ紙記者で、松井選手が2003年に巨人からヤンキースに移籍した1年目から担当広報を務め、昨オフにエンゼルスに移籍。計8季、大リーグの球団職員として広報活動に当たっている。協会との契約は無報酬で、期間は来年2月中旬の大リーグ野手陣のキャンプインまでの約4カ月の予定。

 協会の広報強化については当初、「ガバナンス(統治能力)の整備に関する独立委員会」(座長=奥島孝康・前早大総長)の一部委員の主導で、「年収1千万円、常勤」の条件で協会に公募を求めた。しかし、「協会には広報部があり、高給で雇うだけの仕事があるのか」といった異論が委員会内部から上がり、方針を撤回。職員採用は協会に一任する決定をしていた。

相次ぐ不祥事はマスコミ対策が不十分だったせい、と相撲協会が反省したのはいいのですが、募集要項が「年収1千万」だったためにネタ扱いされたポスト。いつの間にやら無報酬に切り替わっていたようです。元スポーツ紙記者で大リーグ球団の広報担当なら適任でしょう。相撲ヲタな協会職員の意識を改革して、誤解だらけの相撲を正しい方向に導いてほしいです。