グローバルCEOが一割減

 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は18日午後、過去の事業仕分けの結果を検証する「再仕分け」の4日目の作業を続行した。同日で10月下旬に実施した特別会計の見直しを含めた仕分け第3弾の全日程を終える。午後の議論では、個性的な大学院を支援する文部科学省の「グローバルCOEプログラム」に対し、1割以上の予算縮減を要請した。引き続き、競輪など公営ギャンブル事業の効率化を検証するほか、蓮舫行政刷新担当相らが今後の仕分けの在り方を話し合う。
 同プログラムは、昨秋の仕分けで「対象を絞り込み、予算を3分の1縮減」と判定された。しかし、文科省は2011年度予算概算要求で、事業を継続するとともに、同様の事業として「博士課程教育リーディングプログラム」を新設し、合わせて316億円を要求した。これに対し、仕分け人らは「対象が重点化されていない。仕分け違反だ」と批判し、予算縮減を促すことで一致した。
すでに稼動している研究プログラムの予算を1割減、というわけではないですよね?設備投資や高額機器の購入はプロジェクトの始めにガッツリ揃えるでしょうから、途中から「君のとこは2割減らすから」と言われても困るでしょう。減らせるところといえば、人件費ぐらいしかないんですから・・・つまりテクニシャンやPDが切られる羽目になるわけです。グローバルCEOで移っていった知り合いの顔がチラつきます・・・ 彼らが無事でありますように。