全世界の1%を殺すタバコ

全世界の死亡の1%が間接喫煙に起因 
オリジナル論文→Worldwide burden of disease from exposure to second-hand smoke: a retrospective analysis of data from 192 countries. Oberg M, et al. The Lancet. Epub online November 2010.
2004年時点での受動喫煙率と、受動喫煙による病気の死亡率を計算した論文がLancetに発表されました。WHOのサイトでは全文が読めるようになっています。
論文によると、全世界で603,000人が間接喫煙で死亡した計算になるそうです。これは同年の人類の全死亡数の1%に相当するとか。それは、さすがに、多すぎだと思うんだが・・・ 細かい数字の内訳は

このようになっています。タバコで一番最初に連想する肺癌が一番少ないですね。心筋梗塞で亡くなった人のうち38万人が受動喫煙に殺されてるのかと考えると、早くタバコを禁止してほしいとすら思ってしまいます。