専業主婦ってそんなに偉い?

 サラリーマン世帯の専業主婦は「第3号被保険者」とされ、自分で保険料を納めなくても老後に基礎年金を受け取れるが、その資格を失ったのに届け出なかった人は保険料が未納だったことになる。

 ただ、厚労省はこのケースについて、直近2年分だけ保険料を納めれば、それ以前の期間分についても基礎年金を支給することにしている。きちんと保険料を払った人が不公平感を抱きかねず、議論を呼びそうだ。

 第3号の制度は1986年に始まり、現在は1021万人いる。その分の保険料は厚生年金や共済年金の加入者全体で負担している。夫が退職したり、自分がパートなどで年収130万円以上になったりした場合、第3号の資格を失うため、市町村に届け出なければならない。だが、行政のPR不足などで知らない人が多く、切り替え漏れが生じている。こうしたケースでは、国民年金保険料(現行月1万5100円)を納めていないため、本来はその分の年金が減ったり、無年金になったりする。だが、厚労省は1月から、直近2年分だけしか保険料納付を求めず、それ以前は納めていたと見なす救済策を実施していた。

はぁ?どうして第3号の専業主婦だけ、そんな特別待遇をし続けるのか理解できません。国民年金の資金が枯渇してて、支給額の減額や支給年齢の引き上げを検討するぐらいなのに、元から年金保険料を払ってなかった100万人を新たに救済するんですか?で、その分の負担は現役世代が背負うわけだ。働く気なくなるね。
そもそも「きちんと保険料を払った人が不公平感を抱きかねず」って、今の50歳未満の中若年層は全員そうでしょう。これで消費税率が上がったら腹が煮えくり返りそうな気分になりますよ。 現役世代にできることといえば、年金保険料が減免になるくらいのギリギリの低収入を維持することぐらいしか思いつかないけど・・・なんかいい方法はないものだろうか。