小児ワクチン同時摂取の死亡事故、これのせい?


 第一三共は11日、インフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチン「アクトヒブ」に異物が混入していたとして、約130万本を自主回収すると発表した。同社は「現時点では健康への影響は考えにくいと判断している」と説明している。

 ヒブワクチンは子どもの細菌性髄膜炎などの予防に使用。異物は樹脂の一部とみられ、2件の混入を確認しているという。

 ヒブワクチンをめぐっては、3種混合ワクチンの同時接種などで乳児が死亡する例が最近相次いで報告されている。今回の自主回収の対象の中には兵庫県宝塚市熊本市川崎市での死亡事例で接種されたワクチンも含まれる。

ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの同時摂取の後に6例の死亡報告がありましたが、ひょっとしてワクチンの異物混入が原因なのかもしれません。そうじゃないかもしれないけれど、ワクチン同時接種と死亡の医学的な因果関係が認められない今は、可能性が少しでもあるなら精査すべきかもしれません。