日本語版もぜひ


「ジャーナリスト恥辱の壁」という英語のウェブサイトがある。横浜在住で、映画事業に携わるアンドリュー・ウールナー氏が中心となって立ち上げた。東北関東大震災以降、怪しげな情報源をもとに記事を発信したり、事実とは異なる報道をしたりするメディアをネット利用者から「告発」してもらい、「恥辱の壁」のサイトで暴露していこうというものだ。

サイトには、記者の名前から媒体名、記事の見出し、ウェブのURLがリスト化され、ずらりと並んでいる。報道内容の「違法性」を11段階で独自に評価。レベル1では「意図的でないものの粗悪な情報に基づいた記事」という程度だが、数字が大きくなると「事実を検証せずうわさを事実のように伝えている」「読者の恐怖心をあおって記事を読ませる」となり、最悪のレベル11は「悪魔」とレッテルを張っている。

首都圏在住の欧米人が立ち上げた、英語メディアのデマをまとめたサイト。これは素晴らしい。日本語版もほしい、というか、日本語メディアこそ、このようなレベル付けが必要なのではないでしょうか。ついでにTwittermixiで流布されるデマもまとめれば、どの情報は真実に基づいてないか、判断基準になりますよね。