「預け金だと思っていた」


 京大大学院元教授・辻本豪三容疑者(59)は、医療機器の発注を巡り、業者側から約620万円の賄賂を受け取っていた疑いが持たれています。また、辻本容疑者は架空発注を繰り返して、研究費を「預け金」として業者側に3億円弱を不正にプールしていたことが分かっています。辻本容疑者は「不正経理はしていた」と話す一方で、受け取った賄賂について「預け金だと思っていた」と供述しています。辻本容疑者は、不正経理によって自分が貯めていた金を使っていただけで、賄賂にはあたらないとして容疑を否認しているということです。
なんというか、あいた口がふさがりません。飲食代や旅行費用などを医療機器会社から出させていたと聞いてますが、その費用はプール金だと思っていたから収賄には当たらないと弁明しているようです。つまり、研究費用を私的目的に補填してたことは認めてるんですよね。預け金って、年度をまたいた研究費用の運用とか、大型機器の購入のためのことが多いんですが…プライベートの旅費くらい自分で出せよ。