一夜明けて

山中氏のノーベル医学賞のニュースから一晩明けて、徐々に情報が集まってきました。iPS細胞の論文発表から10年も経ってなく、まだ臨床レベルに至ってないのに受賞が決まったのは、共同受賞者の関係が強いようです。


 AP通信によると、受賞決定の発表後に記者会見したガードン氏は「(自身が核移植の技術を使ってクローンカエルを実現した1962年)当時は治療に活用できるかどうか全く分からなかった。光が当たるようになったのはほぼ50年たってからだった」と話した。
受賞対象のカエル実験は1958年に行ったそうで、そこから50年して医療への実現化の目処が立ったとのこと。ガードン氏がご高齢であることを考慮すると、今年の受賞は必然かもしれません。改めて、おめでとうございます。