住まば高いところ


米国の研究者らが、酸素濃度の低い高地に住む人は低地に住む人よりも肥満になりにくいとする研究結果を、学術誌「国際肥満ジャーナル」で発表した。
 
この研究は米メリーランド州ベセスダの軍人保健科学大学のジェームソン・ボス氏らがまとめたもので、それによると、海抜に近い標高地点に住む人はコロラド州の高地に住む人に比べて、4─5倍肥満になりやすいという。
ふーむ、これは面白い。実感として違和感はありませんが、高地には肥満の人が少ないという研究結果がアメリカで発表されました。原因は不明ながら、標高がホルモン分泌やカロリー消費を左右するという説が記事に書かれてました。高地だと身体を動かすのが大変だから、自然と脂肪をつけにくくするんじゃないかな? 温度の違いだけなら、逆に寒い高地で脂肪を蓄えるほうが生物学的に有利そうですから。