本家を破門

「立浪一門」消滅へ…親方破門/大相撲
まだサンケイ系しか報道してませんが本当なのでしょうか。立浪親方が名門・立浪一門から破門されるそうです。とはいっても親方株が異動するわけではないので、本家不在で「立浪」一門ではなくなるという理解でOK? まるで「マリリン・マンソンからマリリン・マンソンが脱退」みたいだ。

ピンポイント作戦とじゅうたん爆撃作戦

パーキンソン病 仕組みを解明
パーキンソン病の原因とされる2遺伝子、PINK1とPARKINの分子機構が解明されました。この2つはペアで機能して細胞内の異常ミトコンドリアを分解しますが、PINK1とPARKINの機能が失われると細胞内に異常なミトコンドリアが蓄積しエネルギーが枯渇、脳内の神経細胞を死に至らしめるそうです。長いあいだ謎とされてきたパーキンソン病の治療法が、やっとできそうですね。マイケル・J・フォックスも喜ぶでしょう。
Dissection of genetically complex traits with extremely large pools of yeast segregants. Ehrenreich IM et al. Nature. 2010. (15 April 2010) 464(7291): 1039-1042
こちらはイーストを用いた大規模研究。2系統のイーストを掛け合わせた後、薬物耐性をもつ子孫を見つけ、そいつらに共通する遺伝子座を片っ端から読んでいったそうです。今までの手法だと、影響の小さい個々の遺伝子は見つけられなかったのが、この手法だと一網打尽で見つけられそうです。mutagenesisの類似手法という印象を受けますが、これだと細胞レベルならどんな種でも確認可能なので、応用範囲は相当に広そうです。次世代シークエンサーがあってこその力技ですね。

思ったより切実だった


欧州の空路の混乱のため、カナダからロンドンに届くはずの骨髄の造血幹細胞の到着が遅れ、移植を待つ白血病の幼女の命があやぶまれている。英国の臓器移植支援団体「アンソニー・ノーラン・トラスト」が19日、明らかにした。

 ヘニー・ブラウンド事務局長によると、幹細胞は採取から72時間以内に移植しなければならないといい、人の手で慎重に運ばれる。予定の移植ができず、幼女は「きわめて危険な状態」という。

昨日サラッと書いたことが現実に起こってます。移植用の骨髄造血肝細胞だったら、スペインを経由する猶予もなさそうです。きっと、ニュースで取り上げられてないだけで、似たようなケースはゴロゴロしてるんでしょうね。早く航空便が復旧しますように。

どうしてそうなった

20日午後2時半ごろ、東京都大田区羽田空港1丁目のスカイマークの格納庫で、鋼鉄製の自動扉を点検していた電気工事会社の60代の男性作業員が全身を扉と柱に挟まれ、間もなく死亡した。東京空港署は、作業員が扉を開けていたところ、背後に柱が迫っているのに気づくのが遅れたとみて調べている。

 同署によると、自動扉は航空機が出入りする際、ボタン操作でスライドして開閉する仕組み。電気系統のトラブルが見つかったため、スカイマークの依頼で点検中に事故は起きた。作業員は扉を開けながら後ずさりして点検していたという。立ち会っていたスカイマークの社員2人が危険に気づいた直後に作業員は挟まれたという。

こ、これは・・・ご冥福をお祈りしますが、どうしてそんな点検方法にしたんでしょうか。ただでさえスカイマークには業務改善命令が出てませんでしたっけ?