いい度胸すぎ


 発表によると、男は20日午後2時半頃、自宅近くで、捜査車両に乗った署員4人を見るなり隣家との境のブロック塀を乗り越えて逃走。持っていた果物ナイフ(刃渡り12センチ)で自分の左胸を数回刺して農業用水路に飛び込んだ。引き揚げられて病院で手術を受けたが、21日午前零時47分に死亡した。

 同署の陣内学・副署長は「男が逃走した時、署員は数十メートル離れており、体には触れていない。職務執行に問題はなかったと考える」と話している。

よくわからないけど壮絶な事件です。この男性がスーパーで万引きをした疑いがあって、警察官が訪問したら、いきなり逃走した、と。ここまではいいんですが、自分の胸を突き刺す→水路に飛び込むとなると・・・そんな根性があるんだったら万引きなんかせずに、もっとマシな人生を歩めばよかったのに。

これははずかしい

Winners take all - Scientific competition is lacking in Japan, and efforts to increase it are not always best focused.

Japan rolls out elite science funds - FIRST scheme targets large grants to world-leading researchers.
最新号のNatureに、日本の科学研究基金に関する記事が2つ載っていました。先端研究助成基金(FIRST)の1000億円の配分についてです。1つ目の記事の要約は「日本の研究基金は競争的資金が少なく、FIRSTは既に成功している研究者に絞って分配されている。この中にはノーベル賞受賞者まで入っており、彼らは別口でも研究費を獲得できるのに更に莫大な資金をゲットした」というところでしょうか。2つ目の記事はFIRSTを獲得したトップ研究者たちのレポになっています。
この2つの記事を読んだら、恐らく日本の研究資金状況は不透明で偏っているという印象を受けるのではないでしょうか。日本政府は既に成功を約束されているトップ研究者を重点的に支援すると。大体にして、1つ目の記事の書き始めが


In a country such as Japan, where personal loyalties are strong and university pedigrees are often akin to a family bond, objective evaluation of grants can be a challenge.
意訳:学閥がモノをいう日本では、客観的な研究費の分配は難しい
です。こんなことを国際科学誌Natureに書かれてるなんて・・・日本で科学に携わっていた身として本当に恥ずかしい。