吹き矢で襲わる

昨年12月、2年生の男子生徒(14)が休み時間中、教室内で先を削ったドライバーで吹き矢遊びをしていて、不注意から同級生の女子生徒(14)の右ほおを貫通する20日間のけがを負わせていたことが分かった。学校は保健室で応急処置しただけで帰宅させ、市教委も親に文書で「法律上の責任はない」と伝えていた。一つ間違えば命にもかかわった教室内の事故にもかかわらず、学校や市の不適切な対応に、親は怒りの声を上げている。  同校などによると、事故があったのは昨年12月9日午後。男子生徒がプリントを丸めた紙を筒状にし、メガネなどの修理に使う長さ数センチの精密ドライバーの先を削ったものを吹き矢のようにして壁に打ち付けて遊んでいたところ、誤って女子生徒のほおに刺さったという。教室内には数人の生徒がいたという。

学校というところは、不審者が包丁を持って乱入したり吹き矢で襲われたりする場所になったんですね。ある意味、一般社会に近づいたともいえなくもないような。油断禁物ですな。