この国の「生きづらさ」よ

id:umeten:20050924:p2では日本の生きづらさを「世間」にあるとし、「個人に目覚めることそのものが、この国で生きることへの苦痛の根源である」という名文句が書かれています。そう、この国では個人を殺すことが生きやすさへのパスポートであることは悲けれど自明です。
個人を確立している外国人は得体の知れない息苦しさを覚えるけれど、彼らは「世間」には含まれない特権階級なので致命的な苦痛を感じずに済むのではないでしょうか。では個人を確立してしまった日本人は? 個人としてこの国で暮らせる日がいつか我々にくるのでしょうか? そう自問自答すると実に暗澹たる気分になります。いくら小泉首相自民党をぶっ潰そうとも、「世間」は壊せないだろうなぁ。やはり国外脱出しかないか?