雅山の若竹色の締め込み

雅山といえば臙脂色茄子紺、もしくは黒というイメージがあったので、今場所の若竹色の締め込みに少なからず違和感を覚えました。ハッキリ書くと「それ似合わねぇよ」とすら思ったのです。
しかし以下の記事を読んで反省しました。一ヶ月前に亡くなったご母堂のためにも、頑張って白星を重ねてください。

横綱白鵬が話題を呼び満員御礼が出た初日。雅山は若竹色の締め込みで土俵に上がった。平成13年九州場所大関から陥落した後、両親が「まだ若い(当時24歳)。もう一度、竹のようにすくすくと伸びてほしい」との願いを込めてプレゼントしてくれた締め込みだった。
昨年のこの名古屋場所で再大関にチャレンジ。10勝して関脇3場所通算34勝となったが、見送られた。失意の場所が続いて再大関は遠い彼方。それでも「両親の思いを…」と色はすっかりくすんだが、思い出が染み込んだ締め込みの3年ぶりの出番になった。「親思いの雅山が、励みにするにはそれが一番だろう」と師匠武蔵川親方(元横綱三重ノ海)。