嫌なことルートを反復してしまう罠

茂木「実験しようっていうその気持ちはわかるけど、ちょっと無理があったかな」
伊集院「そうか、消そう消そうとするよりは・・・例えばいやな経験をしちゃっても、消そうとするよりは良い経験をするみたいな」
茂木「例えば憎たらしいやつってそいつのことばっかり考えちゃうから、ますます強くなっちゃうでしょ」
伊集院「より憎くなる」
茂木「だからやっぱり全然別のルートに行くほうが良いんですよ。自分の今までの人生と垂直に歩いていく。そうすると意外と良いとこ行けますよ。みんな同じとこばっかり歩くんで、それがダメなんだよね」
伊集院「今までの人生が決してうまくいってるとは自分で思っていないにも関わらず、おんなじとこをグルグル歩いて、強化しちゃう?」
茂木「ヤなことってまた経験したいって思っちゃうんだよね、脳の中で。確認したがるんだよ」

まだ途中しか読んでませんが、非常に興味深いです。茂木健一郎先生っていうと某TV番組の「アハ体験」の人ってイメージしかなくて、ちょっと敬遠してましたが、これだったら先生の著書を探してみようか。