横浜市青葉区が男性平均寿命の謎

 「ここは今から40年前に開けた住宅地だから、ここで生まれて育った人が長寿というわけではない。つまり、入ってきたとき年配者で僕みたいに生き残っちゃってるので、長寿なのではないかな」
 阿川さんは47歳で移り住み、今年でちょうど40年。当時は坪30万円だった。
 「僕らが学生の頃は(住宅地といえば)中央線の沿線だった。というのは千代田のお城(皇居)を東に見る位置にある土地というのは健康地(長寿の地)だといわれていたから。それが今は田園都市線沿線になった。厳密には東北の位置で、お城だって見えやしないんだけどね」(中略)
 生命表は出生や死亡に関するデータを基に「平均寿命」を算出。5年前の調査では青葉区は男性で3位だった。青葉区役所区政推進課では「びっくりしました。横浜の中でも1、2位を争う平均年齢が若い地域。どう解釈していいのか。都心ではなくそこそこ緑があって、文化的に活動しようと思えば東京にもすぐに行けるからでは…」と困惑気味に分析した。
 青葉区は高額所得者が多く、医療費も潤沢とみられる。さらに、高齢者用老人ホームが多く、住民票を移すケースも多いという。

2週間前にズバッと印象論その続編を書いた「横浜市青葉区が男性長寿日本一」の謎。ZAKZAKの記事が似たようなアプローチで凹みました。あちらは腐っても本業ですから区役所にコメントも取ってますね。
しっかし青葉区なんて、という言い方が失礼なのは分かってるんですが、自分が小学生のときの「緑区」といえば、電車の窓から見る景色が畑で青々とした田園風景だったのに・・・それが今や「高級住宅地」で「長寿日本一」ですか。時代が変われば所変わるもんだ。