換気扇 超重要

31日午前4時半前、和歌山市のラーメン店「丸高ラーメン」から煙が出ているという通報があり、消防隊員が店内で従業員の高橋和さん(55)が倒れているのを見つけました。高橋さんは病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。警察と消防によりますと、店内ではコンロにかけられた鍋の中で焼き豚が焦げ付いた状態になっていて、煙が充満していました。店の換気扇は動いておらず、窓やドアも閉めきったままだったということで、警察と消防は、高橋さんが仕込み作業中に一酸化炭素中毒で死亡した疑いがあるとみて調べています。

昨日の石窯焼きパン屋で一酸化炭素中毒に引き続き、今日は和歌山のラーメン屋で仕込み中の店員が一酸化中毒で亡くなりました。痛ましい事故です。締め切りの部屋で仕込みをしてたんだからエアコンぐらい動かしてなかったのか?というのは愚問かもしれませんが、エアコンだけじゃ換気は不十分なのでしょうか。
一酸化中毒が増えたのは建物の気密性が上がったからかと考えていたのですが、11時半のNHKニュースでは「原子力安全・保安院によりますとガスコンロの燃焼性が増し、以前だったら当たり前だった換気する重要性が周知されなくなってきた」(うろ覚え)と言ってました。もうさ、火災報知機の横に一酸化炭素探知機もつけて、換気扇と連動させるのを義務付けたら?