座るなといわれても

BioToday - 余暇時の座り時間が長い人は死亡リスクが高い
オリジナル論文→Leisure Time Spent Sitting in Relation to Total Mortality in a Prospective Cohort of US Adults. Patel AV et al. American Journal of Epidemiology. Epub online July 22, 2010.
アメリカ人160万人あまりを14年間追跡した結果、余暇に6時間以上座っていた人たちは、運動の有無は関係なく、3時間未満座っていた人たちより早死にする傾向が明らかになったそうです。参加者の平均年齢が60歳台前半だっていうのに、休日に3時間しか座らないってどんなハイパー老人なんだか・・・ 余暇で座ってるって事は、テレビ見てるか本読んでるか、せいぜいがゲームしてるかでしょう。座りっぱなしが悪いならゴロゴロしてたらいいじゃない、というわけではなさそうです。
退職後の人たちを対象にした研究なので、現役勤労者での座りっぱなしに対する考察はなされていません。あくまで今回の研究では、テレビ見ながら食べ過ぎなのが悪いのか、動かないから血行が悪くなるのが要因として挙げられてます。こりゃひょっとして、一ヵ月後のガッテンで「座りっぱなしは早死にの元?!」って特集が組まれるかもしれませんね。