やっぱり親方衆は知らなかった


日本相撲協会の組織改革を進める「ガバナンスの整備に関する独立委員会」(座長=奥島孝康・日本高野連会長)で、親方になるために必要な年寄名跡相撲協会が一括管理する案が出ていることなどに絡み、放駒理事長(元大関魁傑)は17日、「協会としては全くの白紙」と語った。(中略)

 また、相撲協会では外部有識者招請した「公益法人制度改革対策委員会」(委員長=放駒理事長)を設け、組織や制度の改革を検討している。放駒理事長は、これについても「(作業部会で)どういう議論がされているかは、まだ聞いていない、これから」とした。

あーやっぱりね。親方衆の中でも最も権力を保持してる、相撲協会側が「年寄株の一括管理」なんて話し合うはずもないと思ってました。この改革が無理なら、公益法人から一般法人に格下げになるんだから、放駒理事長には是非とも頑張っていただきたい。
本件とは別に、違う方向から相撲協会の尻に火がついているニュースも出てます。

いくら平日とはいえ、東京場所で半分以上が売れ残るとは。今までは、相撲案内所(≒茶屋)引き取り分はカウントしていなかったとのことなので、似たような状況なのではあったのでしょう。大相撲を見に行きたくても「でも高いんでしょ?」とか「どうやってチケット買えばいいの?お土産とか要らないんだけど」という層を、どうやって取り込んでいくのかが課題だと思います。思い切って平日割引・当日16時以降割引なども導入したらいかがでしょうか。空席で座布団ばっかりTVに映るよりかは良いと思います。