田辺三菱は何を病んでいるのか


 田辺三菱製薬大阪市)の子会社「田辺三菱製薬工場」(同)が製造している注射剤の一部について、2007年から10年までの間、品質試験を行わないまま、出荷していたことが26日わかった。(中略)

 厚労省によると、問題となっているのは、医療機関向けの注射剤「リプル注」「パルクス注」「リメタゾン静注」「パズクロス点滴静注液」の4製品。

 いずれも子会社の足利工場で製造されており、品質試験を担当していた社員が4製品について、不溶性の微粒子の量や、重金属の量が基準内かどうかを調べる試験などを行っていなかった。健康被害の報告はないという。

注射剤や点滴液の品質試験をしてなかったって・・・大手製薬会社のやることとは思えません。田辺三菱といえば子会社が新薬申請の治験データを差し替えてて25日間の業務停止処分を受けたのが記憶に新しいです。今回の不祥事といい、医薬品に携わるコンプライアンスが、致命的に欠如しているのかもしれません。っつーか田辺三菱の薬を飲むのが怖いぞ。