規定概念が変わりつつある

震災のショックから日常に戻りつつある中で、震災前にあった価値観が変わる兆候が見受けられます。

• 地震の被災地は大変だけど、首都圏は大丈夫
  • 計画停電
• 東京23区は停電除外地域
  • 都区内と多摩地域の水道水から放射性物質が検出
• 都心の高層マンションを購入できた富裕層
  • 停電や余震の影響で生活できない状況
• 湾岸の人気タウン・浦安にマイホーム

液状化とライフラインストップで、都心に一番近い被災地に

• 今はやりのオール電化住宅

停電すると日常生活すべてが困難に。電力消費量増の原因の１つに挙げられる

• 中国産の野菜なんて食べられない。国産野菜じゃないと
  • ＜ほうれん草のごまあえ＞中国産のほうれん草を使用しております

それ以外にも「やっぱり東京近郊じゃないとビジネスチャンスを逃す」と首都圏に移転した多数の企業は、今はどうしてるんでしょうか。武田薬品工業なんぞ、バイオ研究所を集約するため、わざわざ湘南研究所を竣工して１ヶ月弱ですよ･･･さすがに同情します。千年に一度の大地震に備えるべきか否かは別として、規定概念を妄信しないように気をつけようと思いました。