アメリカの「貧困層」の定義


 米政府の「フードスタンプ」と呼ばれる低所得者向け食料購入補助制度の利用者が6月に過去最多の約4667万人に上ったことが、農務省のまとめで分かった。5年前の1.8倍に急増しており、失業問題や貧困の根深さが浮かび上がっている。
 フードスタンプは、生活困窮者の食料費を補助する制度で、4人家族の場合、月間総所得が約2400ドル(約18万8000円)を超えないことが受給条件。
フードスタンプの受給資格が、4人家族の世帯月収2400ドルというのに驚きました。今は円高だから19万円弱ですが、1ドル100円なら24万円ですよ。年収に換算すると28,800ドルもあります。「年収300万円世帯」と何が違うというのでしょうか。
それで貧困層として、フードスタンプをもらえるとは…アメリカの方が全体的な物価も安いのに。日本の感覚がズレてるのか、日本の福祉政策がひどすぎるのか、よくわからなくなるニュースでした。