利益供与関係の教科書的ケース
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013052300423
ディオバンの件のノバルティス社の社内調査の結果、問題の社員の上司の一部も活動を支援してたと判明しました。あーあー、こりゃ真っ黒くろだ。
他の記事によると、問題の社員は「あくまで解析の一例を示しただけで、実際の解析は医師がやると思った」と話したそうです。が、医師主導治験の実態を知る身としては「そんなことあるわけねーだろ」とツッコミ入れざるをえませんね。まず医師で統計に詳しい先生は多くないですし、詳しかったとしても自身の手を動かす時間なんてあるわけないほど多忙。そこに、統計「例」を示したものがあったら使うでしょうが…最後に、この社員は論文著者になっているなら、投稿前に内容をチェックするはずです。見え見えの言い逃れは心象悪くするだけですよ。